昨日見た夢の話。
夏休みの宿題を忘れたか、終わらなくて焦っていたのか、よく覚えてないが、とにかく「やばい、どうしよう」という状況の夢。
学生時代、夏休みの宿題で特に追い込まれた記憶はないんだが、なぜこんな夢を見たのだろうか。
と思ったが、1回だけ追い込まれたことを思い出した。
中学2年生の時に「百人一首を全部覚えろ」という宿題が出た。それは単純に暗記すればいいだけなので、特に問題はない。
その年、たしか夏休みに家族旅行でハワイに行っていて、登校日(8月21日くらい)を欠席。
で、ハワイから帰国した翌日くらいに、担任の先生から電話がかかってきた。
「かもしだ、宿題は全部終わったか?」
「はい。終わりました」
「そうか。じゃあ今から百人一首の問題出すから、答えてみろ。」
「・・・はい。」
「花の色は?この後を言ってみろ。」
「花の色は うつりにけりな いたづらに・・・。すみません、下の句が思い出せません。」
「そうか。夏休みが終わるまでに、ちゃんと覚えてくるように。」
みたいなやりとりがあり、それから1週間で必死に覚えることに。
そして、9月に登校したら、その日に先生から問題を出された。
「かもしだ、覚えてきたか?」
「はい。」
「じゃあ問題出すぞ。奥山に?」
「奥山に 紅葉踏みわけ 鳴く鹿の 声きく時ぞ 秋は悲しき」
「お、今度はちゃんと覚えてきたな。」
みたいな。これが夏休みの宿題の思い出(謎)
その後、百人一首の試験もあったんだが、おかげさまで100点だった。
今はほぼ忘れているが、1回完璧に覚えたので、勉強しなおせば短期間で暗記できるはず。
まあ、今のところ覚えなおすつもりはないが。